弓道へなちょこ日記



安全対策

2006/07/08(土) 10:13:30

先日の事故を受けて、弓連で早速「事故防止の徹底通達」が出ていましたので転載。


事故防止の徹底通達(PDF)

  1. 用具面について

    • 弓・矢はいずれも良く手入れされたものを使用すること

    • 籐は完全に巻かれていること

    • 弦を張る高さは15cmを標準とし,低く張らないこと

    • 筈や箆(シャフト)に傷のあるものは使用しないこと

    • 自分の矢束を知り,短いものを使用しないこと



  2. 行射面について

    • 指導者の許可なく行射しないこと。

    • 射位の相互間隔を守り,極端に狭いところで行射しないこと。

    • 他人の方に向けて絶対に引かないこと。(まねをしてもいけない)

    • 巻藁矢で的前に立たないこと。

    • 巻藁は,安全な場所に設置し,適当な距離で射ること。また,巻藁の前後左右の近いところに人が居ないようにすること。

    • 古い巻藁は,中心が硬くなり射た矢が跳ね返ってくることがあるので注意。

    • 巻藁から外れた矢が跳ね返らないよう巻藁の後ろに畳などを立てておく。

    • 的に向って射る場合,暴発することがあるので,その外れ矢を防止する設備(矢止めネット等)を整備して安全を期すること。

    • 矢取りに出るときは,射手の動作を確認して連絡し合い,赤旗を出して矢取りを行うこと。 その他,安全の確保は全てに優先することを踏まえて行動願います。





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全日本弓道連盟
http://www.kyudo.jp/


弓道はやはり危険な武道

2006/07/06(木) 01:37:34

読売新聞:高校弓道部員の矢、野球部員に刺さりけが…三重・亀山

5日正午ごろ、三重県亀山市の県立亀山高校(坂倉満校長、701人)の校舎3階階段近くの通路で、弓道部の2年生男子生徒(16)の放った矢(アルミ製、長さ約1メートル)が、近くで練習していた野球部の2年生男子生徒(16)の顔に突き刺さった。矢は右ほおを貫通、1週間のけが。


県警亀山署の調べによると、弓道部員は雨のため校舎内で練習、高さ約1・5メートルの台に巻きワラの的(直径48センチ、長さ70センチ)を置き、約1・5メートル先から矢を射ったところ、階段を駆け下りて来た野球部員に当たった。野球部員は階段を使って走り込みをしていた。


現場は理科実験室などがある特別教室棟で、雨の日にはこれまでも、弓道部員が放つ矢を野球部員がかいくぐって走ることがあったという。坂倉校長は「こんな形で練習しているとは知らなかった。危険のないよう練習方法を見直したい」と話した。


同署は、業務上過失傷害の疑いもあるとして弓道部員などから事情を聞く一方、管理体制に問題がなかったかどうかを調べている。


(2006年7月5日21時19分 読売新聞)


asahi.com:生徒のほおに矢刺さる 三重の高校、階段で和弓練習

2006年07月05日22時40分


5日正午ごろ、三重県亀山市本町1丁目、県立亀山高校(坂倉満校長、生徒701人)の第2棟(特別教室棟)3階踊り場で、雨のため校舎内でランニングをしていた2年生男子の野球部員(16)の右ほおに、和弓の練習をしていた2年生男子の弓道部員(16)の放った矢が刺さった。野球部員は病院で手当てを受け、約1週間のけが。


亀山署の調べでは、矢は約10センチの深さで刺さり、鼻の骨で止まった。同校は前期の中間試験中で、試験を終えた野球部員28人と弓道部員2人が自主練習をしていた。弓道部員は階段踊り場に置いた直径48センチ、長さ70センチの俵状に巻いたわらに向かって1.5メートルほど離れた場所から弓を射る練習をしていた。野球部員はすぐそばの階段や廊下を走っていた。野球部員が4階から下りてきて目の前を通ろうとした時、弓道部員が過って矢を放ってしまったらしい。


学校の説明だと、練習場所に両部の顧問の教師はいなかった。弓道部は晴天時は屋外で練習しているが、雨の日は弓のつるが天井につかえない、この踊り場で練習をしていたという。同署で練習方法について問題がなかったかどうか、学校から事情を聴いている。


坂倉校長は「雨の日に、野球部と弓道部がこんな練習をしているとは知らなかった。二度と起きないよう見直さなければいけない」と話している。



こないだ怖い・怖いと言ったばかりなのにこの様な事件が起きてしまいました。(文章としてはasahi.comの方が学生の状況をうまく伝えている様です。)


弓道部員が安易に練習しているとか、学校の管理が悪いとか、野球部も怖い所通るなとか、なんと言うか誰を責めるのも違う気がする。(学校の管理は言われても仕方がないが)


自分たち弓道を志す者として何が出来るのか? こういった事例を元にどの様な反省をして、どの様に活かすべきかを考える事が大事かと思います。


とりあえず自分としてWEBコンテンツに危険防止がない事に気付きました。しばらく危険防止コンテンツ作成に力を入れていこうと思います。「何が危険行為か?」をまとめて、ガイドラインなど作っていこうと思います。作成の折には皆さんの突込みをご期待します。


射られた側の体の傷と、射ってしまった側の心の傷が早く癒える事をお祈りします。



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